ダウン症の顔は一緒?みんな同じ感じの顔なのはなぜ?
ダウン症の患者さんはみんな一緒で同じ顔だと言われます。
しかし、実際に写真などで見てみると、個人差は大きくあって
それが噂の域を出ないものだと感じる人も少なくありません。
ただ、共通した顔立ちのポイントがあることは否定できませんので、
そこから同じ顔になると言われていると考えて良いでしょう。
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ダウン症とは?
人間の常染色体は22対存在するものであり、
この内の21番目の染色体に異常が起きてしまうのがダウン症です。
染色体異常の疾患でも最も起こるものなのですが、
生命維持に関してはさほど関係のない染色体だけに
ダウン症だからといって直ぐに死んでしまうような異常が起こるわけではありません。
ただし、通常なら2本組みとなる染色体が3本組となっていることから、
筋力や知的な面で障害を伴うことが多いそうです。
どうしてダウン症患者は同じ顔つきになってしまうの?
ダウン症になると、先述したように
「一緒の顔つきになってしまう」
と言われているのですが、これはダウン症の症状の1つに理由があります。
最も代表的なものとしては、
顔の中心部分は成長が遅いのに対して、
顔の外側にある部分は通常に成長してしまう
からです。
結果、外側の成長が早いことから、
目の外側だけが成長してつり上がったような目になってしまい、
同じような顔つきの印象を受けるのです。
人間の脳が顔を認識する時には、
目や鼻といった比較的に目立つ部分を大きく認識するもの。
そのパーツが似通ってしまうと
どうしても同じ顔であるといったイメージを持ちやすくなってしまうのですね。
ダウン症の子供も普通の子供も可愛さは同じだと思います。個性だし覚えるのも子供に寄って違うし、他のお子様と比較せず、外に出して他のお子様と遊ぶのもいいと思います。