ダウン症の人の顔は健常者と比べてどんな特徴が出る?比較できる2つのポイント
「ダウン症の人は顔に特徴が出やすい」
と情報誌やテレビで言われていますが、本当に特徴は出るのでしょうか?
ダウン症の人の中には「軽度」と判断され、
大人になると健常者と変わらない外見になる事もあります。
しかし「重度」の人になると顔に特徴が良く現れてしまい、見ただけで「ダウン症かな」と感じます。
では健常者と比較した場合、顔のどこに特徴が出やすいのでしょうか?
ダウン症の人と健常者では顔に2つの違いがあります
それでは1つずつダウン症の人と健常者の違いを見ていきましょう。
1つ目は目です。
健常者と比較するとダウン症の人は目の間隔が開いています。
同じように目の形にも違いが出てしまい、多くのダウン症の人は釣り目になっています。
軽度であればそこまで分かりませんが、重度ですと目に特徴が強く出てしまいます。
中には胎内にいる時に目の成長が上手に行かず、
視覚の一部が見えない、または色彩感覚が無い人もいます。
健常者は通常、目や鼻、そして口と言った部分があり
尚且つ子供でも骨格はありますので、凹凸のある顔立ちになります。
しかしダウン症の人は違います。
ダウン所の人は筋肉量が少なく、
そして骨の構造も健常者と比較すると成り立っていない部分があります。
そのため先ほどの目の状態もありますが、
鼻が潰れている・口の筋肉が無く開きっぱなしで平面的に見える
と言ったように顔立ちが平面のような特徴が出やすいのです。
ダウン症の人は大人になっても同じ顔?
これは「そうです!」とは言えません。
と言うのも、先ほど紹介した「軽度」のダウン症の人がいるためです。
軽度のダウン症の人は、確かに健常者と比較すれば
筋肉量の多さや骨格の成り立ちはそこまで無いでしょう。
しかし大人になるにつれて、筋肉量が増加、
そして骨格が成り立っていきますので中には判断できない程の人もいます。
けれど「重度」のダウン症の人は大人になっても変わりはありません。
大人になっても特徴的な顔立ちが変わらずに生活をしていきます。
ダウン症の人の中には顔で健常者と変わらない人もいれば、
特徴的な顔立ちの人まで出てきます。
そのため、もしかしたら皆さんの周囲にも軽度のダウン症の人がいるかもしれません。
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