ダウン症の子は耳に特徴が出ます!エコー検査で確認はできるの?
ダウン症の子は健常者と比較すると知的面よりも身体的特徴のほうが顕著に現れます。
特に現れやすいのは顔や耳と言われています。
現在、ダウン症を判断する方法として、
血液検査や羊水検査等の事前に検査を受けることで判断できる場合があります。
その検査の中でもよく利用されているのが「エコー検査」です。
そこで今回、ダウン症の子を判断する際にも活用されるエコー検査について紹介していきます。
エコー検査って何?
まずはエコー検査について見ていきましょう。
皆さんの考えですとエコー検査はモノクロ画面で、
医師が「赤ちゃんはここです」と言われないと分からないぐらい
見難い映像を想像されていると思います。
しかし、現在は「4Dエコー」と呼ばれるエコー検査が実施されるようになりました。
この4Dエコーは医師から言われなくても、
胎内の赤ちゃんの顔や体、そして四肢までカラー映像で見られる優れものです。
4Dエコーを利用してダウン症の発見だけでなく、
赤ちゃんの成長や胎内にある腫瘍を発見する時に役立ちます。
日が良いと、赤ちゃんの表情が見られたり
四肢を動かしているところもはっきりと見えます。
一昔前と比較しても、より詳細に見られるようになっています。
エコー検査でダウン症は本当に判断できるの?
先ほど紹介した4Dのエコー検査で
確実にダウン症が判断できるかと言われますと、少々難しいところです。
と言うのも、4Dエコー検査でダウン症かどうかを判断するのは
「医師の目」だからです。
例えば、
- 赤ちゃんの動きが目立たず耳が良く確認できない
- 耳の位置が子宮に重なって潰れているように見えている
と言った事があります。
その視覚からの情報から判断するため、ダウン症かどうかが判断しにくいのです。
ダウン症の耳の特徴として多い
潰れている
健常者と比較して下の位置にある
耳たぶが無い
と言った特徴も
日が悪いと健常者でもダウン症と判断されることがあります。
そのためエコー検査では確実にダウン症と言うのは判断しにくいのです。
一番確実なのは血液検査
エコー検査はダウン症を確認する方法としてありますが、
確実性は他の検査と比較すると低くなります。
そのためエコー検査は赤ちゃんの状態確認だけですまし、
もし不安であれば手軽にできる血液検査を利用してみましょう。