軽度のダウン症とは?健常者との違い軽度のダウン症とは
ダウン症を患っていても、独特の特徴が出ていない人もいます。
そうした人を指して、軽度のダウン症とも呼んでいるのですが、
この呼び方には違和感を覚える人も多いそうです。
何故ならダウン症とは染色体異常の疾患だからですね。
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軽度のダウン症とは
一般的にダウン症の特徴として、
などのことがあげられるのですが、
中にはこうした特徴が見られない人もいらっしゃいます。
そうした人を軽度のダウン症と呼ぶこともありますが、
端的に書くとダウン症に軽度も重度もありません。
染色体異常が原因となって起こる疾患ですので、
ダウン症と診断されるからには確実に異常が起こっているはずだからです。
ですので、どの程度の症状が出るかは個人差が大きく、
その症状の出方が少なかった人を軽度のダウン症と呼んでいると考えて良いでしょう。
健常者とダウン症の違いについて
ダウン症とは先ほども書いた通りに染色体異常の疾患です。
人間の常染色体は健常な人なら22対44本となっているのですが、
ダウン症の場合は21番目の染色体に異常が起こり、3本組となっています。
これが原因となってダウン症独特の症状を引き起こしてしまうのです。
具体的には、心臓など臓器の先天的な欠損や、筋力の低下、知的障害などがあります。
これらの症状ですが、先ほども書いた通り個人差が大きく、
必ずしも併発するとは限りません。
ただし、健常者の人と比較すると、
併発するリスクはかなり高いと考えて良いでしょう。