ダウン症の顔は大人になっても変わらない?軽度と重度の違いは
ダウン症は赤ちゃんにも顔の特徴が出るように、
見た目でほぼ判断できる「重度」の子を皆さんは見かけていると思います。
とは言え中には「軽度」のダウン症の人もいますので、
整形や化粧を行いますと
「本当にダウン症?」
と思うほど顔が一般の人と変わらなくなります。
そんなダウン症ですが、顔の特徴は大人になるにしたがって軽度・重度問わず変わっていきます。
ではどのように変わってくるのか?
今回軽度と重度に分けて紹介していきます。
軽度のダウン症は大人になると一般の人と変わらない?
軽度のダウン症の人の場合、大人になるにしたがって筋肉が付き骨格がはっきりしてきます。
そのため重度の人と比べて一般の人に近い顔立ちになるのです。
中には一般の人とほぼ変わらない顔つきになる人もいます。
ですが、軽度とは言えダウン症ですので、
上記で紹介したように整形を行い顔立ちを整える人や
化粧を行いダウン症の特徴を隠す人もいます。
重度のダウン症の場合
重度のダウン症の人は、大人になっても顔つきに変化は生じません。
確かに筋肉量が増え骨格がはっきりとしてきますが、
平面的な顔・目の間隔が離れている・鼻が潰れている
と言った特徴は変わらずに大人になります。
そして何より重度のダウン症の人は病院、もしくはダウン症の人が集まる施設に入ります。
理由として合併症を患っている人が多いからです。
特に心臓病が多く、日々の生活を自宅で過ごすには厳しい人が多いです。
皆さんが良く見かけているダウン症の人は、もしかしたら軽度のダウン症の人かと思います。
軽度・重度変わらず、ダウン症を抱えている人は、一般の人と比較しても長くは生きていけません。
軽度の人でも30歳から初老が始まり、
重度の人ですと赤ちゃんの時や10年も生きれない人までいます。
長くは生きられないものの、日々の生活を精一杯生きているダウン症の方々には
今後も頑張っていただきたいと思います。
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