妊娠後期に現れるダウン症の胎児の特徴
ダウン症の疑いは、妊娠後期でかかることもあります。
妊娠中のエコー診断の場合はまだ疑いであり、
検査をしてからでなければダウン症の診断はおりません。
では妊娠後期のダウン症の判断はどのような特徴で分かるのでしょうか?
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妊娠後期に分かるダウン症
妊娠後期でダウン症の疑いがかかる場合、
首の後ろが6mm以上の厚さがあることが特徴です。
ダウン症の子供の特徴として、首のむくみは多く、
これはリンパ液の循環が上手くいかないためといわれています。
また心臓を見たときにも分かり、
心室の壁に穴が空いている、欠損しているといった特徴が見られます。
身体的な特徴も見られます。
ひとつは体が小さいことです。
ダウン症の子供は同じ月齢の子供よりも身長が低く、全体的に小さいです。
それから小指の骨が1つかけていることが多いため、これもエコーで判明します。
実際にダウン症の診断を受けた方
実際に後期に入ってから胎児がダウン症と判明した人の話では、
手足が短い、という特徴があったそうです。
ダウン症の疑いがかかってから、念入りに検査をし、医師も2人がかりだったそうです。
その後大きな病院で精密検査を行い、心臓疾患の有無や画像の比率を測ったようです。
ほとんどの親御さんがダウン症と分かるとショックを受けます。
「うちの子にかぎって」という言葉がまずよぎるそうです。
しかし、どの子も同じ命を持った子供であり、大切な子供です。
後期に入ると中絶という道は選べません。
ですから、ダウン症の診断を受けた場合、どのように向き合っていくか、
夫婦で話し合っていくことが大切になるのです。