ダウン症はエコー画像でいつ分かるの?時期と検査を紹介
赤ちゃんの先天性の症状として有名な「ダウン症」と言う症状があります。
このダウン症、実は1995年~1999年と比較して約2倍に増えている症状です。
原因は未だに不明ですが、患いますと
- 身体の成長が遅れる
- 知的障害
- 合併症
と言う症状にも発展していきます。
そのダウン症を判断する検査は幾つかありますが、
気軽にできる検査として「エコー検査」が幅広く使用されるようになりました。
ではどのように検査を行うのか?
そして時期はいつからできるのか?を紹介していきます。
エコー検査での陽性の判断基準
「エコー検査ってモノクロで先生が説明しないと分からないのに、ダウン症かどうか判断できるの?」
確かに、現在のエコー検査でも100%ダウン症ですと言うのは判断できません。
しかし、現在では多くの病院で使用されている「4Dエコー検査」と言うもので
外見でかなり判断することができます。
4Dエコー検査は、医師でなくても
どこが顔か?どこが四肢か?と言うのがはっきりとわかるほど正確に表示してくれます。
最初はリアルな映像に驚かれると思います。
4Dエコー検査でダウン症の判断基準としては、
で判断します。
特に首の後ろにコブがある場合、
何らかの先天性の症状が発症しているのでは?と考えられています。
通常は例え首の後ろにコブができていても、
成長していけば消滅していくのが殆どです。
しかしダウン症の赤ちゃんの多くは、
このコブが3~5mmと言う厚みを持っており、その厚みによって確立が高まります。
そのため、もし首の後ろに何らかのコブが見つかった場合には、
医師から羊水または血液検査を勧められるでしょう。
4Dエコー検査を行う時期は?
検査を行うのが早すぎると、まだ赤ちゃんとして形を成していませんので
妊娠約4~5ヶ月で行いましょう。
その頃になりますと、妊娠安定期に入り、
赤ちゃんの顔や四肢が4Dエコー検査ではっきりとわかるようになります。
とは言え、もしエコー検査でダウン症の確立があると言っても、確実にダウン症とは限りません。
先ほどと重複となりますが、もしかしたら自然に消えるコブや成長が遅れているケースもあります。
「ダウン症の子だ」と安易に判断をせず、
不安に思いましたら必ず検査を受けるようにしましょう。
悲観せず、さらに詳しい検査を
エコー検査でも100%ではありませんが、ダウン症かどうかを判断できます。
しかし100%ではありませんので、
エコー検査で陽性の診断を受けたからと言って悲観しないようにしましょう。
陽性にしても陰性にしても、
心の準備のために早めにハッキリさせておくのが良いでしょう。
エコーで疑いが出た時には、医師と相談の元、さらに詳しい検査を受けましょう。