エコーの頭部に出るダウン症の特徴
「結婚したら子供は何人欲しい?」
「結婚したら子供は2人欲しい」
等、夫婦の皆さんは、結婚後に赤ちゃんをどうするか検討されると思います。
赤ちゃんを考えるのは良いですが、
赤ちゃんにまつわるある症状も知っておく必要があります。
それは「ダウン症」です。
生まれつき発症する症状ですので、現在でも治療方法は無い状態です。
そんなダウン症ですが、現在ダウン症かどうかを確認する血液検査や羊水検査の他に
「エコー検査」によってもダウン症かどうかを確認できるようになっています。
そこで今回、エコー検査でよく見られる「頭部」の特徴について解説していきます。
頭部ではまず顔の状態を確認
現在のエコー検査は皆さんも知ってのとおり、顔立ちや輪郭まではっきり分かる
「4Dエコー検査」ができるようになっています。
先に注意としてエコー検査では「100%ダウン症です!」とは言い切れません。
殆どの場合は
「ダウン症の可能性がありますので、血液・羊水検査をお勧めします」
と言われます。
ではエコー検査で確認する部分を見ていきましょう。
4Dエコー検査を使用して確認するのはまず顔の状態です。
例えば
鼻が潰されていないか?
目の位置が離れすぎている
目が釣り目
と言ったように顔の状態だけで、ダウン症と思われる部分を見ることができます。
他にも耳を確認して
耳が潰れている
耳が内側に食い込んでいないか?
耳が折れていないか?
も確認していきます。
頭部で重要!首の後ろにあるコブ
頭部で一番重要になるのが首とのつなぎ目、ちょうど後頭部部分にある「コブ」です。
このコブは本来できていても自然に消えていきます。
しかし厚さが3mmを超えてきますとダウン症の傾向が強くなります。
これは1990年台からイギリスで行われている「エコーNT」の結果があるからです。
コブの厚さが3mmですと5倍、3mmを超えていきますと25倍と言った確立に跳ね上がります。
とは言えあくまでも確立の話ですので確実にダウン症とは言い切れません。
そのため検査を行いダウン症かどうかを確認する事をお勧めします。
怪しいなと思ったら詳しい検査を
ダウン症の特徴はエコー検査で確実ではありませんが、ダウン症の特徴を映し出してくれます。
とは言っても早合点して、エコー検査でダウン症と勝手に判断せずに家族で話し合いをして
血液や羊水検査を受けるかどうかを判断しましょう!