エコー検査の手でわかるダウン症の特徴
妊娠3~5ヶ月に突入しますと妊娠初期の目まぐるしい成長がおとなしくなり、
赤ちゃんの顔や体がはっきりする「妊娠安定期」に突入します。
この時期になると、エコー検査でも赤ちゃんがどこにいるかも判断がしやすく、
4Dエコーでは顔の状態から四肢まで驚くほど鮮明に見ることができます。
しかし怖いのは、エコー検査で大体の先天性の症状を発見できる事です。
「ダウン症」も同じようにエコー検査で判断でき、現在では手を見ただけでも
「確実にダウン症です!」
とまではいきませんが、ある程度判断できるようになってきました。
そこで今回、手に見られるダウン症の特徴について紹介していきます。
ダウン症の赤ちゃんは手の長さや形に特徴が出ます
ダウン症の赤ちゃんの場合、健康な赤ちゃんと比べて短い傾向があります。
これはダウン症の原因と言われている「染色体異常」によって
正常に育たなかったために発生しています。
手の形
先ほど同様に染色体異常で
手が開かずに閉じたままになっている
指の間隔が成長しきれず鳥のように水かきがある状態
になります。
特に閉じたままの場合、
手が完全に出来上がっていない状態で産まれてくる可能性もあります。
ダウン症の赤ちゃんは手相にも特徴が出ます
「手相なんかで判断できるの?」
と言われるかもしれませんが、手相でもダウン症かどうかを判断する時があります。
先ほども紹介したとおり、4Dエコーで運がよければ手相も確認する事ができます。
特徴として「猿線」があります。
健康な赤ちゃんの場合、掌に大きな皺が横に2本入っています。
しかしダウン症の赤ちゃんの場合は、
猿線と呼ばれる掌に一直線しかない状態です。
同じように手相がところどころ切れているのも特徴です。
これはエコー検査だけでなく、新生児として誕生した時にも活用される方法です。
早めの検査が大事
ダウン症の特徴として頭部だけでなく
手だけでも判別することができるようになってきました。
これもエコー検査の向上によるものが強いです!
もしも「不安だな…」と感じましたら、
お腹の赤ちゃんの健康診断と一緒にダウン症かどうかも確認してもらいましょう。
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