ダウン症のエコー写真の特徴:鼻骨
妊婦さんにとっては、お腹の中にいる赤ちゃんが
ダウン症かどうかというのは大きな問題だと言えます。
特に高齢出産に望まれる人の場合は、
色々と心配になってしまう人も多いでしょう。
本日はエコー写真で注目すべき、鼻骨について解説していきます。
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ダウン症のエコー写真の特徴
ダウン症の胎児については様々な情報が出ています。
エコー写真に写っている姿から判断するものも多くあるのですが、
その代表的なものがNTと呼ばれる頸部の浮腫です。
首にできてしまった浮腫が大きい場合、
ダウン症であることを疑われるのですが、
浮腫があることイコールダウン症ではありません。
もう1つ、代表的なものとしては
ダウン症の赤ちゃんは心臓に疾患を持っていることが多くあることから、
エコー写真で心臓に異常があるかどうかを確認するそうです。
仮に心臓に異常があった場合は、
全身のリンパの流れが悪くなってしまうことから、
頸部に浮腫ができるとも言われています。
ですので、上であげた2つの事例は関連性があると考えて良いでしょう。
しかし、妊娠職の胎児にはよく見られることで、
異常がなければ妊娠中期に入ってくると自然に治癒してしまうケースもあります。
鼻骨の有無も関係ある?
ダウン症児の特徴としては典型的な顔の特徴があります。
その特徴の1つが鼻が低いということ。
そこに関連するのが
妊娠13週目に鼻骨が形成されていない
という場合、ダウン症の可能性が考えられるそうです。
一般的にこのくらいの時期には、鼻骨が形成されていることから、
エコー写真で確認できないと、疑いがあると判断されます。
ただし、個人差もあるので、鼻骨形成がないことで
ダウン症とは断定できないこともあわせて覚えておいて下さい。