ダウン症はエコー検査の首で判断できるの?ポイントは首の後ろのコブにあり
赤ちゃんの成長がどのようになっているか?
そんな楽しみを持って病院に赴きエコー検査を受ける夫婦が多いでしょう。
けれどエコー画像・映像によっては、検査している医師が「?」と思うときがあります。
それが先天性の症状である「ダウン症」の可能性がある首の後ろにできたコブです。
「コブだけで大袈裟では?」と言う人も多いでしょう。
ではなぜ首の後ろにあるコブだけでダウン症かどうかを判断するのでしょうか?
首の後ろのコブでなぜダウン症だと判断できるの?
胎内にいる赤ちゃんのコブが確認できるのは、妊娠して約3ヶ月です。
その時期になりますと初期妊娠も終了して、
赤ちゃんの顔や四肢がエコーで確認できるようになります。
そこで首の後ろにあるコブが確認できるようになるのです。
健康な赤ちゃんですと、例えコブができていても、成長にしたがって消滅していきます。
しかしダウン症の子の場合、首のコブに厚みがあり消えないのが特徴です。
もちろん、ダウン症を持って産まれてきた赤ちゃんの多くは、
首の後ろにコブを持って産まれてきているのです。
コブがどの状態でダウン症と判断されるの?
ただ単にコブだけであれば先ほど紹介したように、成長するにしたがって消えていきます。
そこでコブの厚さを計測して、ダウン症かどうかを判断するのです。
もしコブの厚みが3mmの場合は4~5倍、
3mm以上の大きさですと24倍の確率でダウン症を発症させています。
これはあくまでも基準ですのでより大きくなると確立も上昇して行き
染色体異常によって発症したと判断するのではなく
「奇形児」として判断される場合もあります。
とは言え、100%確実な検査ではありません。
もしかしたらダウン症の確立があると言う事ですので、
多くの医師からはそこで「ダウン症です」とは言わず
「ダウン症の可能性がありますので検査を受けてみませんか?」と提案されます。
最終的には詳しい検査を
首の後ろにあるコブによって、もしかしたらダウン症の可能性が出てきます。
しかしあくまでも可能性ですので、赤ちゃんが成長すると消える事もあります。
もし「本当かな?」と感じましたら、
もっと詳しいダウン症の検査を受けるようにしましょう。
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