ダウン症が発生する原因は薬にあり!?
健康な夫婦が赤ちゃんを出産しても、
1000分の1の確立で赤ちゃんにある病気が発症します。
それは「ダウン症」です。
このダウン症は現在の医学では確実に防ぐ予防法や治療法と言ったものが無く
謎が多い病気として現在も研究されています。
そんなダウン症ですが、一時期
「薬が原因なのでは?」
と言う情報が飛び回っていました。
本当にダウン症の原因は薬なのでしょうか?
そこで今回、ダウン症がどのような病気かも含めて紹介していきます。
ダウン症とはそもそも何か?
最初にダウン症がどのような症状なのか紹介します。
ダウン症は「染色体異常」によって発症すると言われています。
詳しく説明しますと、1つの細胞には染色体が46本あり
1番目から22番目まで各2つずつペアになっています。
その中の21番目の染色体に1本多くあり結果3本になる時があるのです。
これが染色体異常です。
そのまま出産されますと、
身体的・知的能力が健常者と比較して成長が遅れてしまい
尚且つ消化器官や心臓、そして目や耳と言った場所に疾患をもっています。
そのため現在でも生きられて30~40歳が限度です。
ダウン症は薬が原因で発症するの?
それではタイトルの通り、ダウン症は薬が原因で発症するのでしょうか?
先に結論を言いますと、薬が原因とは考えられません。
先ほども紹介したとおり、ダウン症は染色体異常によって生じる症状です。
確かに薬の中には効き目が激しい薬もありますが、
細胞を傷つけるような薬はごく僅かです。
それも医師の処方の元、使用しますので
多くの人が使用する機会は少ないでしょう。
ダウン症の多くは精子か卵子の染色体異常、
または受精卵が細胞分裂していく時に染色体異常を起こした
と言う事が殆どですので、薬が原因とは言い切れません。
まとめ
以上がダウン症と薬についてとなります。
薬はダウン症にあまり関係が無く、どちらかと言えば細胞1つ1つの問題になります。
そのためもし今後赤ちゃんを考えている人がいましたら、
染色体異常を引き起こさないように
「葉酸」と言う栄養を摂取しておくようにしましょう。