胎児のダウン症とは?気をつけるべき3つのポイント
近年では医療着技術の進歩から、
昔にはできなかったことができるようになったことが沢山あります。
その1つが、胎児のダウン症を調べる事。
具体的には、
妊婦のお腹の中にいる赤ちゃんの姿を写すことができるエコー検査です。
エコー検査を行うことによって、正常に発育しているかを調べることができ、
最近ではその精度がかなり上がってきていると言っても良いでしょう。
胎児のダウン症
エコー検査を楽しみにしている妊婦さんも多いのですが、
最近ではお腹の中にいる赤ちゃんがダウン症かどうかを気にする人も少なくありません。
晩婚化や初産が高齢化している現状では、
ダウン症児として産まれてくる赤ちゃんが15年前の2倍にも増えているそうで、
特に高齢での出産に挑んでいる人は心配していることでしょう。
胎児の段階で、エコー検査でも解りやすい特徴がダウン症児にはあるとされていて、
その特徴は大きく分けて3つあります。
3つのポイントとは
胎児のダウン症の特徴として、次の3点が挙げられます。
頸部の浮腫
では、それぞれについて詳しくみていきましょう。
1つ目は、頸部の浮腫です。
首の後側の部分に浮腫があると、ダウン症であると疑われます。
これはもう1つのポイントである心臓の疾患とも関わりがあり、
心臓に欠損などの異常が見られると、リンパの流れが阻害されることから、
頸部に浮腫ができやすくなるからですね。
2つ目は心臓病です。
ダウン症児の多くが心臓に病気を併発していることがあり、
これらの特徴が見られると、医師から羊水検査を勧められることが多くなります。
3つ目の特徴が、鼻骨の形成です。
妊娠12週目に入ると、鼻骨が形成されると言われていますが、
この時期に鼻骨がないとダウン症独特の平坦な顔になりやすいと言われていて、
疑いが強まると考えて良いでしょう。
通常のエコー検査でこれらの特徴が出た場合、
かなり不安になるお母さんが多いと思います。
しかし、不安になり過ぎるのは早計。
それには、こんな理由があるからです。