ダウン症が検査で発覚する確率
ダウン症の疑いがある場合は検査を勧められます。
ではダウン症の検査を受けた場合、
どのくらいの確率でダウン症であると分かるのでしょうか。
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ダウン症検査で分かること
ダウン症の検査はいろいろありますが、
ダウン症と診断される、つまり検査で陽性が出る確率もそれぞれ違います。
従来行われてきた方法である羊水検査では、
100%の確率でダウン症かどうかが分かります。
一方、最近導入された出生前診断である、
母親の血液検査の制度は99%ほどです。
これだけ高い確率でダウン症かどうかが分かるのかと思ったらそれは間違いで、
実は検査で陽性と出る確率が99%なのです。
実際に、ダウン症と分かる確率は60%にすぎません。
しかし、羊水検査は流早産の確率をあげてしまいます。
一方で出生前診断の血液検査は、流早産の危険性がありません。
ですからどの方法を採っていくかということは、
妊婦および医療機関との話し合いにより、納得できる形で行われることになります。
ダウン症が生まれる確率
実はダウン症が生まれる確率は母親の年齢によって変わります。
母親が20代であれば1500分の1ですが、30歳では1000分の1となります。
これが35歳以上の高齢出産となるとその確率は上がり、
35歳で400分の1、40歳で100分の1、45歳で30分の1と、非常に高くなるのです。
ですから医療機関では35歳以上の妊婦さんに対し、ダウン症の検査を勧めています。
この確率を見て、ダウン症検査を受けるかどうかは、
お母さん、およびご主人との話し合いにかかっているのです。