ダウン症検査はいつまでできるの?期間と検査方法は?
「私の子がダウン症かどうか心配…」
「妊娠中だけどダウン症かどうか検査したい…」
そう考えている家族の人はいると思います。
現在、医学も進歩していますのでダウン症の検査方法は増えています。
しかし問題なのが「いつまでできるのか?」
そして「検査方法はどんなものがあるのか?」と言うところです。
そこで今回は
- 妊娠中
- 出産後
に分けて紹介していきます。
妊娠中のダウン症検査
妊娠中でもダウン症の検査は可能です。
良く行われているのは「血液検査」や「エコー検査」です。
血液検査
血液検査は採血した血液を検査して、
その検査結果でダウン症かどうかを判断します。
確立は85~87%となかなか良い確率を保っています。
エコー検査
もう1つのエコー検査は、エコーによって映し出された映像を元に判断します。
ダウン症で良く現れる「身体的特徴」を映像で確認できますので、
体を傷つけずに判断する事ができます。
とは言え、映像で判断するため、もしかしたらダウン症ではない可能性もあります。
他にも「羊水検査」と言う検査がありますが、あまりオススメはできません。
確かに99%以上と言う高い確率でダウン症かどうかを判断できます。
しかし300~500分の1の確立で破水・流産を起こすリスクがあります。
そのため行うのであれば血液検査かエコー検査をオススメします。
出産後のダウン症検査
ダウン症検査は出産後でもできます。
良く行われているのは「DNA検査」です。
新生児~1歳の赤ちゃんから皮膚組織を採取し、
DNA検査を行いそのDNAが正常かどうかを判断します。
もし染色体異常を起こしていますと「ダウン症」と判断されます。
とは言え、このDNA検査は医師が勝手に行うことは少ないです。
家族から「何かおかしい…」と思い言われて初めて行うのが一般的です。
親交が深い場合であれば、医師から家族へ「もしかしたら…」と言われて
念のため検査を行いたいと言われるでしょう。
DNA検査の利点は軽度のダウン症でも判断できるところですので、
もし「?」と思うところがあれば行うようにしましょう。
まとめ
以上がダウン症の検査ができる期間と内容になります。
妊娠中・出産後とダウン症を検査できますが、
できれば妊娠中に行う事をオススメいたします。
と言うのも妊娠中にダウン症と判断できれば、
出産後どのようにダウン症の子を育てていくかと言う覚悟や勉強する時間が持てます。
できればダウン症でない方が良いですが、
もし少しでも不安が残るのであれば検査を行いましょう。
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