ダウン症児のエコー写真の特徴
科学の進歩は恐ろしいほど早く、
赤ちゃんが健康に育っているかどうかを見る「エコー検査」が
現在では4Dとなっています。
4Dとなることで、今までモノクロでぼやけた写真や映像でしたが、
なんと顔から体、そして四肢まで、はっきりと分かるようになったのです。
そのため先天性の症状として有名な「ダウン症」もエコー検査で
100%ではありませんが、高い確率で判断できるようになっています。
ではどの部分にポイントを置いてエコー写真を見ればよいのでしょうか?
エコー写真の顔から判断する場合
まずは顔の部分から見ていきましょう。
顔の判断材料は
が中心です。
例えば、
顔が全体的に平面ではないか?
目が離れすぎていないか?
鼻が潰れたような形になっていないか?
耳が目のラインよりも下に行っていないか?
と言った部分を確認していきます。
これはダウン症の症状を持った赤ちゃんの特徴だから、
そのポイントを確認するのです。
エコー写真の首で判断する場合
エコー写真でよく見られているのが「首」の部分です。
理由としてダウン症の子の特徴である「コブ」があるかどうかを確認するためです。
通常首にできたコブは成長と共にコブは消えていきます。
しかしダウン症の子はコブに厚みがあり3mm、
もしくはそれ以上に厚みがある場合があります。
3mmを超えますともしかしたらダウン症ではないか?と判断されてきます。
エコー写真の四肢で判断する場合
一番判断が難しいのは四肢の部分です。
この四肢の部分は
- 手足の部分が短い
- 指の間隔が無い
と言ったポイントで判断します。
とは言え、エコー写真の写し方によっては
四肢が短く写ったり、指の間隔も同様に、上手に写らない場合があるのです。
そのため四肢で判断される事は少ないでしょう。
現在、エコー検査の発展で上記のように、
様々な面でダウン症かどうかを判断できるようになって来ました。
しかし、上記のようになったとは言え100%ダウン症とは言い切れません。
もしかしたらまだ成長過程なのかもしれません。
不安を感じるようであれば早めのダウン症検査を受けるようにしましょう。