ダウン症の血液検査ができる病院一覧
赤ちゃんに発生する先天性の症状の中で、一番有名なものが「ダウン症」です。
「これが生じるからダウン症になる!」と言う確固たる証拠はありませんが
現在「染色体異常」によって生じると言われています。
そんなダウン症についてですが、
実は事前に血液検査をしただけで
妊娠している赤ちゃんがダウン症かどうかが判断できます。
そこで今回、どのような検査で、ダウン症かどうかが判断できるかを紹介していきます。
ダウン症の血液検査
ダウン症の検査で多くの妊婦さんが活用されているのが「血液検査」です。
この血液検査は4つの成分
- AFP
- hCG
- Estriol
- Inhibin
から判断する検査になります。
4つの成分を使用する検査を「クアトロテスト」
3つの成分から調べる検査を「トリプルマーカーテスト」と言われています。
「でも検査だから時間や痛みが生じるのでは?」
と考えますが決してそのような事はありません。
皆さんが企業や通常の健康診断で行う「採血」するだけです。
採血してからは10日ほど期間は必要になりますが、
注射器での痛さだけで、長時間の拘束や激痛を生じる痛さはありません。
検査費用は病院によって様々ですが
3~4万円が目安です。
もちろん確立は85~87%と高確率ですので信憑性も高い検査です。
血液検査はどの病院でも受けられるの?
血液検査は残念ながら、全ての病院で受けられるとは限りません。
「施設・機材を総合的に判断し遺伝カウンセリングが可能」
と日本の医学会から判断された病院以外では検査は受けられません。
現在ですと全国37の病院で血液検査が受けられるようになっています。
とは言え多くが東京や大阪に集中していますので、
地方の人にとっては厳しいのが現状です。
ダウン症の血液検査が出来る病院一覧
- 北海道 北海道大学病院
- 北海道 札幌医科大学附属病院
- 岩手県 岩手医科大学附属病院
- 宮城県 宮城県立こども病院
- 埼玉県 埼玉医科大学病院
- 千葉県 千葉大学医学部附属病院
- 東京都 昭和大学病院
- 東京都 独立行政法人 国立成育医療研究センター
- 東京都 東京女子医科大学
- 東京都 山王病院
- 東京都 聖路加国際病院
- 東京都 慶應義塾大学病院
- 東京都 日本医科大学付属病院
- 東京都 東京慈恵会医科大学附属病院
- 東京都 日本赤十字社医療センター
- 神奈川県 横浜市立大学附属病院
- 神奈川県 東海大学医学部付属病院
- 新潟県 新潟大学医歯学総合病院総合周産期母子医療センター
- 愛知県 名古屋市立大学病院
- 愛知県 藤田保健衛生大学病院
- 大阪府 大阪市立総合医療センター
- 大阪府 大阪大学医学部附属病院
- 大阪府 大阪府立母子保健総合医療センター
- 大阪府 独立行政法人 国立循環器病研究センター
- 兵庫県 神戸大学医学部附属病院
- 兵庫県 兵庫医科大学病院
- 奈良県 奈良県立医科大学附属病院
- 岡山県 岡山大学病院
- 広島県 広島大学病院
- 徳島県 徳島大学病院
- 香川県 四国こどもとおとなの医療センター
- 愛媛県 愛媛大学医学部附属病院周産母子センター
- 福岡県 独立行政法人 国立病院機構 九州医療センター
- 福岡県 福岡大学病院
- 長崎県 長崎大学病院
- 熊本県 熊本大学医学部附属病院
- 大分県 大分大学医学部附属病院
まとめ
血液検査はダウン症を判断する材料になります。
とは言え、ダウン症と判断した後に中には中絶をされる人もいるようです。
それは個人の判断ですのでこちらから言う事ではないですが、
もし自分の子供がダウン症と判断された時の覚悟はしておきましょう。
その覚悟によって今後どのように育児を行っていくかの方針が定まります。