ダウン症の特徴は手を見るべし!
ダウン症の特徴は、手にも現れるようです。
あくまで「特徴」にすぎないのですが、ご紹介します。
ダウン症とは
日本では現在、1000人に一人という割合で発症しているとされるダウン症。
高齢出産が原因だとも言われていますが、21番染色体の異常ということ以外、
詳しい原因や治療法は分かっていません。
そのせいか、ダウン症に対する誤解や偏見なども数多くあるのが現状です。
ダウン症の手の特徴
ダウン症の人の手には、
手のひらに頭脳線と感情線が一つになった一直線の線がある
ケースが多いです。
「猿線」、「ますかけ線」、「手掌単一屈曲線」といった呼び方があります。
ですが、猿線を持っているからダウン症だというわけではありません。
また、指が短く、関節が一つ欠損しているということも特徴としてあげられます。
しかし、指の短さはよく見ないと気が付かないという程度。
手の特徴だけでは、ダウン症だとはっきりとは分からないですね。
特徴は他にも…
ダウン症の特徴は、手だけではありません。
顔や足などにも表れています。
こういった特徴は、特に分かりやすいと思います。
身体的特徴が当てはまって不安に思ったなら、
染色体検査を受けるのが一番確実です。
早期にダウン症だと分かることで、
その子に合わせた「療育」を早く始めることができるのです。
子どもがダウン症でも、悲観的になり過ぎない
ダウン症だからと言って、悲観的になり過ぎて
子どもにも負担をかけてしまうようなことがあっては、
自分も子供も不幸になってしまうだけです。
ダウン症の子どもは確かにゆっくり成長しますが、
それを理解していれば、無駄にイライラしたり困惑したりすることもなく、
ゆとりを持って育てられるのではないでしょうか。
「何で他の子ができることがこの子にできないの」
などと悩む必要はありません。
その子に合わせた育て方で、ゆっくり育てていくべきだと思います。
合併症などを発症している場合もありますが、
その場合でも、適切な治療を行って行くことが大切なのではないでしょうか。
せっかく授かった大事な子どもなのですから、
精一杯愛を注いで、幸せになってもらいたいですよね。