ダウン症はエコー画像の横顔で判断できる?
妊娠中の女性が赤ちゃんの状態を確認するために
良く活用される検査が「エコー検査」です。
お腹に機械をあてると画像や映像になって表示され、
赤ちゃんが現在のどの状態かを判断できます。
しかし現在では「4Dエコー」の普及で
なんと赤ちゃんの顔から体が驚くほど鮮明に映るようになったのです!
そのためエコー検査で先天性の症状を見た目で判断できるようになってきました。
中でも「赤ちゃんの横顔」で判断できるとまで言われています。
そこで今回、本当に赤ちゃんの横顔で判断できるのか?紹介していきます。
エコー検査でわかるダウン症の特徴
なぜ赤ちゃんの横顔で、ダウン症が判断できると言われているのでしょうか?
理由の多くは、ダウン症特有の顔が現れているからだと言われています。
例えば
と言った特徴が見られるようです。
けれど専門家ではない人では判断できませんので、
医師がエコー画像・映像をもとに判断をします。
もし医師が画像・映像を確認して「もしかしたら…」と言う事がありましたら
ダウン症の検査を勧めてきます。
と言うのは、横顔だけでは本当にダウン症かどうかが判断できないからです。
もしかしたら、ただ単に平面顔なのか?
成長がまだ不足しているのか?
等の理由があるからです。
そのため医師もダウン症と自信を持って言えませんので、
血液や羊水検査を勧めてくるのです。
エコー検査以外で確実性のある検査は?
横顔ではダウン症かどうか、確実性がありませんので
先ほども紹介したとおり他の検査を勧めてきます。
一番多いのは血液検査です。
血液検査は期間10日、費用も3~4万円でありながら、
ダウン症であるかどうか85~87%と言う高い確率で判断できます。
しかし検査できる病院が現在35~37箇所しかありませんので、移動する手間があります。
とは言え、もしかしたらと言う状況もありますので、検査をお勧めします。
その結果によっては今後の方針や合併症の危険性もありますので、
入院費用等の金銭面で計画を立てられます。
不安に思いましたら必ず検査に行くようにしましょう。
不安に思ったら血液検査を
確かにエコー画像・映像の赤ちゃんの横顔で判断できる場合があります。
しかし、100%ダウン症と言うことは医師でも言い切れません。
もしかしたら、ただ単に成長不足か生まれつきの顔かもしれません。
不安に思いましたら重複となりますが、血液検査を行ってみましょう。