乳児に良く出るダウン症の特徴
ダウン症の特徴は、乳児期からすでに現れます。
どのような特徴が出るのか、見ていきましょう。
ダウン症の乳児の顔の特徴
ダウン症の顔の特徴には、次のようなものがあります。
など、他にもありますが、
特に分かりやすいのは、「耳」だと思われます。
手の特徴
手の特徴では、「猿線」が有名です。
頭脳線と感情線が一つになり、
手のひらを横断しているものを「猿線」と言います。
「ますかけ線」や「手掌単一屈曲線」とも呼ばれており、
ダウン症をはじめとした、染色体異常や遺伝子疾患によく見られます。
また、指が少し短いのも特徴の一つです。
小指の骨が一つ足りない場合もあります。
首の特徴
首の周辺のむくみが大きく、指が短い場合があります。
この特徴は、エコー検査でも見る事が出来ます。
足の特徴
足の裏がのっぺりと平坦で、親指と人差し指の間に隙間があり、
足の裏のしわがかかとまで伸びている…
こういった特徴があります。
重度の外反母趾になる可能性も高いです。
その他の特徴
筋肉の緊張が緩く、触ってみるとフニャフニャとしているという特徴もあります。
このように、ダウン症の身体的特徴は、
乳児であっても分かりやすい場合が多いです。
耳と足が、特に分かりやすいかもしれません。
ダウン症の特徴が見られたら…
これらの症状が複数みられた場合、ダウン症が疑われます。
しかし、確実に「ダウン症だ」と分かるわけではありません。
染色体検査を受けることが一番確実なので
疑いがあった場合は染色体検査をおすすめします。
もし、早期にダウン症であることが分かれば、早めに「療育」を始めることができます。
その際は、焦らず、ゆとりを持って育てるのが大事。
ダウン症であってもなくても、大切な命。
その子に合った育て方で、楽しく生活できるようにしてあげたいですよね。
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